芸能花舞台

NHK教育テレビ

毎週 土曜日
13:00
13:45
(再) 翌週 土曜日 5:15 6:00
(再々) 日曜日 深夜 24:15 25:00

 

幻のフィルム〜テレビ初期の創作舞踊〜 「慟哭」

放 送
平成15年12月20日(土)
  13:00〜13:45
再放送
平成15年12月27日(土)
5:15〜6:00
再々放送
平成15年12月29日(月)
0:15〜1:00

■今回の慟哭について■

この慟哭は、昭和28年新橋演舞場にて初演、翌29年再演の際、芸術祭賞を受賞しました。昭和32年当時のNHK担当プロデューサー三枝氏が花柳徳兵衛先生のもとを訪れ、この作品を生かしながらテレビでの映像化をしたいと申し入れがありました。

当時は、ビデオ撮りが出来ませんでしたので、すべて生放送でした。確か12時20分からの「舞踊廻り舞台」という番組でした。
舞台における回り舞台の演出をどうするか、大変な作業でした。前日夜中の2時3時まで稽古リハーサル、一旦銀座のホテルで全員小休止、翌朝7時から本番同様の稽古が続き、本番終了後、出演者はもちろん局関係のスタッフも全員倒れてしまった記憶があります。

それから何十年、キネコで収録したフィルムを後にビデオ化したものを、たまたま私が所有保存しておりましたので、今回NHKよりお話があり喜んで提供いたしました。師(花柳徳兵衛)も喜んでくれると思います。
“慟哭”は、日本舞踊が当時の社会と向き合った記念すべき作品だと思います。今回は一部と聞きましたので、いつの日か、全曲放送していただきたいと願っています。
この曲のテーマとなっている戦禍の悲しみは、きな臭い現在の世界情勢とオーバーラップするものがあり、平和を祈らざるを得ません。

琢兵衛

 

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