武蔵野市民文化会館 開館10周年記念公演
いのち
民衆
94年11月5日午後2時開演

--- 今昔物語「丹後国成相寺縁起」より ---

人は何によって生きるか
現代を生きるあなたへ


作・監修 西本 晃二
演出・振付 花柳 琢兵衛
演 出 岩井 紫若
作 曲 西川 啓光
振付補 藤間 仁章
振付補 西川 扇与一
美術・制作 西山 三郎
照 明 坂本 義美
音 響 高橋 嘉市
舞台監督 清野 正嗣
小道具 久保田 久吉
衣 裳 竹沢 正行(松竹衣裳)
かつら 豊谷 徳夫
制 作 花柳 和
迫り来る餓鬼(うえ)、人間(ひと)の能力(ちから)の限りと、観音(みほとけ)の慈悲(すくい)の物語

今は昔、ところは日本三景の第一「天橋立」。時は御仏の教えが、この土地にようやく根を降ろし始めた頃のことじゃった。ある年のことじゃ、里人が秋の恵みを祝っておるところへ、武蔵の国から坊様が一人やって来さっしゃった。そして、観音様の尊像のある御堂に、一冬籠って修行すると言わしゃるのじゃ。ところがその御堂は山中の人里離れたところにあってな、冬は雪も深いし、いったん吹雪ということにでもなろうものなら、それこそ人往き来も杜絶えてしまうほどのところじゃ。皆で止めたのじゃが、「どうしても籠る」と言って山へと登りなさった。
 そうしたらまた、この年にかぎって、何年に一度というほどの大雪になってしもうた。寒さは寒し、食べ物はなくなってくる。いくら行い澄ましたお坊様でも、とても堪ったものではない。七転八倒、それこそ地獄の苦しみじゃ。さて、それからが…

わが国の舞踊劇の伝統に新風を吹き込もうという意欲に燃えて、武蔵野が挑戦いたします。迫り来る餓鬼の激しさ、そしてそれらを全て包み込む御仏の奇蹟の荘厳とを、いかに表現できるか。武蔵野市ゆかりのスタッフ、舞踊家と市民参加の群舞がうみ出す躍動感あふれる舞台。


出 演 者
藤間 章作 岩井 紫若
市山 松之助 七々扇 左恵
七々扇 花瑞王 花柳 京
西川 扇与一 花柳 寿太奈美
西川 大樹 花柳 秀衛
花柳 貴柏 藤間 恵都子
花柳 寿太一郎 藤間 勢与哉
花柳 琢次郎 藤間 章宝
藤間 勘護 藤間 万恵
藤間 章吾 藤間 紋瑠里
坂東 三太映
坂東 三奈扇
若柳 和亜佐
若柳 美光
[特別出演]
武蔵野市長 土屋 正忠
武蔵野市民


演 奏 者
笛・尺八 竹井 誠
添川浩史
越智成人
打楽器 西川啓光
山口晃
皿田泰二
成田浬
杉浦邦雄
福田潔
荒井ふみ子
小川りつ
立枝恵子
李周熙
指揮 稲田康

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